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【非常食】スーパーで買える賞味期限・消費期限の長い食品

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投稿日:2022/12/30

目次

今回は、スーパーで買える賞味期限・消費期限の長い食品をご紹介します。

賞味期限・消費期限の長い食品は非常食としてとても役立ちます。

いざという時に食べられるように、常に家にストックしておきたいですよね。

参考:
【非常食おすすめ 15 選】いざというときのための賞味期限が長い食材をご紹介
常温で長期保存が可能な食品 19 選! 廃棄せずに使い切る方法も紹介

賞味期限・消費期限の長い食品

賞味期限の長い食品をいくつかご紹介します。

主食

  • お米(精米、パックごはん)
  • 冷凍うどん
  • パスタ(乾麺)
  • そうめん、ひやむぎ、うどん(乾麺)
  • シリアル、オートミール

基本的に主食は毎日食べるものなので、長期保存が効くようになっている場合が多いです。

お米(精米、パックごはん)

お米には明確な賞味期限がなく、季節によって賞味期限は大きく変わります。

ですので、美味しく食べるために、精米した年月日を把握しておく必要があります。

精米後のお米の賞味期限は、精米後約1ヵ月であり、冬場であれば、精米後約2ヵ月ほどです。

参考:精米したあとのお米の賞味期限はどうなる?

冷凍うどん

冷凍うどんは冷凍のため、賞味期限も長いです。

また、冷凍うどんは使うときにさっとお湯で解凍するだけで食べられるので、とても手軽です。

ただ、冷凍しなければならないため、電気が止められる可能性のある災害時などには向きません。

冷凍うどんの賞味期限は、メーカーによりますが、約1年ほどです。

参考:冷凍うどんの賞味期限|日持ちはどれくらい?長期間冷凍してもいい?

パスタ(乾麺)

乾麺のパスタも非常に便利な食品です。

しかもお米や冷凍うどんに比べてもとてつもなく長持ちします。

また、乾麺なので、仮に賞味期限が切れたとしても、あくまで美味しさが半減するだけで食べることができます。

パスタはバリエーションも豊富でとても使い勝手がいいですよね。

パスタの賞味期限は、未開封の状態で製造後約3年ほどです。

参考:乾燥パスタの賞味期限はいつまで?保存方法やおすすめレシピ 3 選

そうめん、ひやむぎ、うどん(乾麺)

そうめんやひやむぎは夏の風物詩として親しまれている乾麺です。

うどんも冷うどんにすればあっさりしていて美味しいですよね。

やはりパスタもそうですが、乾麺はだいぶ長持ちします。

乾麺のひやむぎ・そうめんの賞味期限は、約2年ほどです。
乾麺のうどんの賞味期限は、約1年ほどです。

参考:ひやむぎの賞味期限・消費期限・日持ちについて

シリアル、オートミール

シリアルは朝ご飯の定番です。

穀物を原料としているシリアルは高温多湿を避けて、涼しい場所で保存ができる食品です。

ただシリアルと言っても様々な種類や様々なメーカーの商品があり、賞味期限は大きく変動します。

ここで言うシリアルとは一般的なコーンフレークやフルーツグラノーラなどを指します。

シリアルの賞味期限は約6ヵ月ほどです。

未開封であればもっと持ちます。

また、シリアルとは少し違いますが、オートミールなどであればもっと持ちます。

オートミールの賞味期限は約1年ほどです。

参考:
シリアル・コーンフレークの保存方法と保存期間
オートミールの賞味期限はどのくらい?切れても大丈夫?【オートミールの保存方法を合わせて紹介(湿気とカビに注意)】

野菜

  • じゃがいも
  • かぼちゃ
  • 玉ねぎ
  • さつまいも
  • 白菜
  • ごぼう

野菜は、特に芋類が日持ちします。

参考:【一人暮らしの節約術】自炊するなら日持ちする野菜を知っておこう!

じゃがいも

じゃがいもは日持ちする野菜の代表格です。

かつてのヨーロッパで多く食べられ、飢饉を救った歴史もあります。

じゃがいもはつまり世界を変えた食べ物の一つなのです。

かつて飢饉を救ったほどなので、保存が効く食べ物としてはかなり優秀です。

じゃがいもの消費期限は、常温で約3ヵ月、野菜室で約6ヵ月ほどです。

これは野菜の中でもかなりもつ方です。

かぼちゃ

かぼちゃは別名「南瓜」と呼ばれる、ウリ科カボチャ属に属する果菜の一種です。

かぼちゃはカットすると、痛みやすくなるため、ここでは、丸ごとで保存する場合です。

スーパーでカット済みのものを購入した場合は、ワタと種をとって、切った面にラップをかけ、野菜室で保存しましょう。

かぼちゃ丸ごと一個の消費期限は、常温で約2~3カ月ほどです。

玉ねぎ

玉ねぎも日持ちする野菜の代表格で、使用頻度も高い野菜の一つです。

ですが、新玉ねぎは水分が多いためあまり日持ちしません。

ここでの日持ちする玉ねぎとは通常の玉ねぎのことを指します。

玉ねぎは湿気が苦手なので、風通しの良い暗所で保管しましょう。

玉ねぎの消費期限は、常温で約2カ月ほどです。

さつまいも

さつまいもも芋類でかなり日持ちする野菜の一つです。

さつまいもは寒さにはめっぽう弱いため、冷蔵庫で長期保存することは避けましょう。

甘くて美味しいお芋です。

さつまいもの消費期限は、常温で約1カ月、野菜室で約2カ月ほどです。

白菜

カットされた白菜は基本的には野菜室よりも冷蔵庫のほうがいいようです。

白菜の最適温度が0〜5度のためです。

カットせず丸ごとであれば、暗所で常温保存も可能のようです。

白菜の消費期限は、常温で約2週間、冷蔵庫で約2カ月ほどです。

ごぼう

ごぼうには泥付きごぼうと洗いごぼうがあります。

泥付きごぼうは日持ちしますが、洗いごぼうの場合は1週間程度であまり日持ちしません。

日持ちさせたいのであれば、もっぱら泥付きごぼうを選びましょう。

ただ、きんぴらごぼうなど調理をしたものは冷蔵しておけば、1ヵ月はもつようです。

ごぼう(泥付き)の消費期限は、常温で約1週間、冷蔵庫で約2カ月ほどです。

缶詰

  • 水産缶詰
  • 果実缶詰
  • 野菜缶詰
  • 畜産缶詰

缶詰は保存食としてはかなり優秀な食品と言えるでしょう。

今まで紹介してきた主食や野菜に比べても、手軽に食べられるし、さまざまな種類も存在するし、何よりも保存がききます。

もちろん種類やメーカーによりますが。

ですので、災害に備えて様々な種類の缶詰をストックしておくのもありです。

参考:缶詰の賞味期限は?期限切れでも食べて OK?缶詰に関するアレコレ

水産缶詰

ツナ缶やサバ缶、サンマ缶などです。

水産缶詰の消費期限は、製造日から約3年ほどです。

果実缶詰

みかんやパイナップル、白桃などの缶詰です。

果実缶詰の消費期限は、製造日から約2〜3年ほどです。

野菜缶詰

コーン缶やトマト缶、ピクルス缶、オリーブ缶などです。

水産缶詰の消費期限は、製造日から約2〜3年ほどです。

畜産缶詰

焼き鳥やすき焼き、豚の角煮などのお肉の缶詰です。

畜産缶詰の消費期限は、製造日から約3年ほどです。

菓子類

  • クッキー
  • スナック菓子
  • お煎餅
  • グミ
  • 板チョコ

お菓子は生のお菓子を除いて、基本的に保存が効く食品です。

なので、災害時などでは意外にも重宝します。

しかも種類も豊富で、どれも美味しいです。

基本的にどのお菓子もかなり保存は効きますが、その中でも長いものをピックアップします。

参考:お菓子の賞味期限切れはいつまで OK?1 ヶ月後は NG?日持ちする保存方法も伝授!

クッキー

クッキーは、水分量の少ないサクッとしたものと、しっとりしたものでかなり賞味期限が変わります。

クッキーの賞味期限は、約6ヵ月〜1年ほどです。

スナック菓子

ポテトチップスやコーン菓子など、油で揚げているようなお菓子です。

スナック菓子の賞味期限は、約4ヵ月ほどです。

スナック菓子の賞味期限のほとんどは、大体が4ヵ月程度に設定されています。

お煎餅

お煎餅も焼いているか揚げているかで賞味期限は変わります。

お煎餅の賞味期限は、約4ヵ月〜5ヵ月ほどです。

グミ

グミは基本的に腹にたまるものではないため、あまり非常食には向かないかもしれません。

グミの賞味期限は、約6ヵ月ほどです。

飴は、お菓子の中でもかなり賞味期限が長い部類です。

ただ、飴もグミ同様にあまり腹にたまるものではないため、あくまでもリフレッシュで食べるといいでしょう。

飴の賞味期限は、約1年〜2年ほどです。

板チョコ

板チョコは、種類によって賞味期限は様々です。

例えば、生クリームをたっぷり使ったものやホワイトチョコレートなどは1ヶ月程度しか持たなかったりします。

ですが、ここではシンプルな板チョコを例にあげます。

シンプルな板チョコであれば、賞味期限は結構ある方です。

チョコレートは、保存は効くし、少量でカロリーが高く、気持ちをリラックスさせるような成分も入っているため、非常食にはもってこいのお菓子です。

板チョコの賞味期限は、約1年ほどです。

その他

  • カップ麺、インスタント麺
  • レトルト食品
  • アイス
  • 非常食

カップ麺、インスタント麺

カップ麺やインスタント麺も、保存が効くので、商品やメーカーによりますが、基本的には非常食として機能してくれます。

種類もたくさんあって、安くて美味しいので、つい買いだめしてしまいますよね。

インスタント麺の賞味期限は約8ヵ月ほどです。
カップ麺の賞味期限は約6ヵ月ほどです。

参考:インスタントラーメンの賞味期限切れはいつまで大丈夫?半年は?2 年過ぎは NG?

レトルト食品

レトルト食品は賞味期限が長いものが多いです。

もちろん、種類やメーカーによりますが、保存食を前提として作られているものも多いので、比較的賞味期限は長めです。

レトルト食品の賞味期限は約3ヵ月〜1年ほどです。

かなり幅が広いですが、ものによるので、必ず記載されている賞味期限を確認しましょう。

参考:レトルトの賞味期限が切れたらどのくらいもつのか調査!1 年過ぎても大丈夫?

アイス

アイスは基本的には賞味期限はありません。

なぜなら、アイスは通常-18 度以下で保存されるため、保存中の変化は極めてわずかであり、期限表示の省略が法律で認められているため、賞味期限の記載もありません。

ただ、注意しなければならないのは、一度溶けたアイスを再度凍らせたら、すでに菌が繁殖してしまっているので、食中毒になる恐れがあります。

また、災害時に停電でもして冷蔵庫が使えなくなったら、瞬く間に溶けてしまうので、非常食としては不向きでしょう。

参考:アイスクリームは賞味期限の表示がないと聞きましたが、表示する必要がない理由を教えてください。

非常食

非常食はその名の通り、災害時などの非常時に食べることを想定されている食品です。

ですので、基本的には保存が効くように作られています。

例えば、 保存用飲料水であれば、5年〜10年
アルファ化米であれば、3年〜7年
長期保存パンであれば、1年〜5年
非常食ビスケットであれば、5年
非常食羊かんであれば、3年〜5年

このように、非常食として作られたものは、最低でも3年は持ちます。

常に防災の意識を持って、非常食をストックしておくこと。
そして、普段から食べて味に慣れておくことなどが、大事です。

参考:非常食の賞味期限はどのくらい?企業での適切な管理方法も紹介

賞味期限・消費期限の長い食品一覧早見表

今まで紹介した食品・食材を表にしてまとめました。

早見表としてお使いください。

食品名・食材名ジャンル賞味期限・消費期限
お米(精米、パックごはん)主食精米後約1ヵ月
冬場:精米後約2ヵ月
冷凍うどん主食約1年
パスタ(乾麺)主食未開封の状態で製造後約3年
そうめん、ひやむぎ、うどん(乾麺)主食乾麺のひやむぎ・そうめん:約2年
乾麺のうどん:約1年
シリアル、オートミール主食シリアル:約6ヵ月
オートミール:約1年
じゃがいも野菜常温で3ヵ月
野菜室で約6ヵ月
かぼちゃ野菜常温で約2~3カ月
玉ねぎ野菜常温で約2カ月
さつまいも野菜常温で約1カ月
野菜室で約2カ月
白菜野菜常温で約2週間
冷蔵庫で約2カ月
ごぼう野菜常温で約1週間
冷蔵庫で約2カ月
水産缶詰缶詰製造日から約3年
果実缶詰缶詰製造日から約2〜3年
野菜缶詰缶詰製造日から約2〜3年
畜産缶詰缶詰製造日から約3年
クッキー菓子類約6ヵ月〜1年
スナック菓子菓子類約4ヵ月
お煎餅菓子類約4ヵ月〜5ヵ月
グミ菓子類約6ヵ月
菓子類約1年〜2年
板チョコ菓子類約1年
カップ麺、インスタント麺その他インスタント麺:約8ヵ月
カップ麺:約6ヵ月
レトルト食品その他約3ヵ月〜1年
アイスその他なし
保存用飲料水非常食5年〜10年
アルファ化米非常食3年〜7年
長期保存パン非常食1年〜5年
非常食ビスケット非常食5年
非常食羊かん非常食3年〜5年

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は賞味期限・消費期限の長い食品をご紹介しました。

今回紹介したような食品をストックしておいて、防災に努めることは非常に重要なことです。

一応賞味期限があるので、少しずつ食べながら味になれること、いざという時に食べられるようにしておくこともまた大事です。

また、このような長持ちする食材を買うことで、食材ロスを減らせるというメリットもあります。

さらに、長持ちしないような食品・食材でも、冷凍することで長持ちさせることもできます。

日々の日常での創意工夫が食品ロスを減らすためにとても重要な要素になります。

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